前記事で1/3終了したことになるのか。あと約1時間。
ようやく土方が五稜郭にたどり着きました。 ☆ 本当にこの五稜郭のセットは良く出来ているよね。 ジオラマを作ったのは大鳥さんでしたか。男の子ってプラモデルとか好きだもんね~(好きな人はだけど)。しかしよく出来たジオラマだ。おそらく冬の間に作ったという設定なのだろうけど、水まで張ってる辺り、凝り過ぎだろうよ、とこういうことにまったく興味のない私は思ってしまう。土方にジオラマを乱されるのに一々反応するのが微笑ましいという(笑いどころではないけど)。でもまさかこの後あんなことになろうとは。丹精こめて作ったであろうジオラマを(方向性が間違っているとは思うけれど)ああしたからこそ彼の気持ちを表す良い、、しまったそれは後の話。 ジオラマを見下ろす副長の表情は後のシーンとの対比の意味があるのだろう。ここの大鳥vs土方は、この後の榎本vs土方との対比と言う意味でも観ていて面白い。基本的に土方の攻め方は同じだからね。大声を出すのはどうかと思うがそれはいつものことだし現状の彼はいっぱいいっぱいなので仕方が無い。で、大鳥さん。どうにかして自分が上だということを示そうとするのだが、ことごとく失敗するのが面白すぎ(笑)。大鳥さん大鳥さん、無理ですって。そんな正攻法では土方君にはかないません。とつっこみつつも笑えて仕方なかった。結局「あんたじゃ話にならん。」の言葉通りの決着に。しかもすっ飛ばされるオチまでついて。もしかしてこんなやり取りを顔を合わせる度にしてたのか?そりゃあ榎本さんも「またやってるよあいつら。」というような顔をするってもんだ。 あとはそうだな、ここでの土方の「最悪の場合を考えるのが策ってもんじゃねえのか。」という台詞に山南さんを思い出したのは言うまでもない。ただなぁ。もちろん副長sファンとしては嬉しいのだけど、どうも私はそれよりもこう、何ていうのか、もう少しこの日に至るまでの1年間の戦いを連想させる台詞が欲しいという気がしてしまった。この後の榎本とのシーンも然りだけど。どうも組!から組!!への経験値という意味でのワープ感が否めないんだよなぁ、とね。正直続編には1年間という月日の積み重ねが欠けていたように思う。時間の経過は感じとれたのだけれど。日本語合ってるかな。 「ひ~じ~か~た~くん!!」 たまりませんがな(笑)。 ☆[1/10 01:05] 大鳥をひきずるかのごとく榎本の部屋の前に到着。そして、土方が囲まれたところで出てきましたよあの方が。 「土方君」 (キターーーー!!) キャーッ!!やっぱり素敵だわ~榎本さん(馬鹿)。それにしても出てくるタイミングが見事。慣れてるのかもしれないね、2人の扱いが(笑)。ご苦労様です。 流れる組!!テーマ曲がこれから始まるドラマを感じさせる。さぁ、ここからが榎本vs土方。この続編のメインだ。前座を務めた大鳥さんはここで一旦ご退場。ちょっと気の毒だけど。 そうそう。何故かここに入れられた入れ札の話。単なる土方の嫌がらせ。しかしほんの数分の登場なのにこの大鳥だと妙に説得力があるのがさすがと言うべきか。もみあげも弄ってくれてありがとう。 「それがどうした」「それがどうした」「それがどうした」 全部言い方が違って何度観ても面白いシーンだ。 #
by kage_cha
| 2006-01-10 00:00
| 新選組!
もう“通し感想”とタイトルをつけて最後まで行きます。いつまでかかるかわからないけど。だって今からが一番時間かかるところなのに。。。。
☆ やっぱり副長、夜目が利きすぎじゃないか。永井様はちゃんと提灯持ってたよ。馬で鎧で提灯。そんなんで大丈夫なのかなと心配にもなったけど(笑)。しかしランプやらちょうちんやらの入り乱れっぷり。やはりこの時代は面白い。 とちょっとふざけてみたところで。ここの永井様とのシーンはもう観れば観るほど胸が苦しくなる。そして。何度か観たところでようやく気付いたことがあった。このとき永井様から「降伏」という言葉を聞くまで土方は死ぬ覚悟はあっても戦う気力は尾関の言うとおりまったく失せてなかったということ。ただ死にたいということではなかったと思うのだ。(1/10追記 これは違うな。“死にたい”という気持ちは持っていたのだろうけど、表面上それを取り繕うことのできる余裕があったのだ。皆を引っ張っていく長としての仮面をかぶることができていたのだと思う。)そこで改めて観てみると、この「降伏」と聞いた瞬間からの土方の崩れっぷりはすごいとしか言いようが無い。何かがボロボロと崩れていく音が聞こえるようだった。 「俺が何のために今日まで生き続けてきたと思うんですか。」 最後の最期まで、死んでいった皆の分まで戦わなければならないと本編最終回の台詞でもあったけれど、近藤を罪人として死なせてしまったという土方にとり最大の罪(で良いのかな)が加わわったことで、さらに自分を縛ってしまったんだろうな。いや、そうしなければ立っていられなかったとも言えるのかもしれないが。 「ごめんなさいでいいじゃないか。」 永井様のこの言葉は本当に名言だと思う。 ☆ 「ここではだめだ。もっと上だ。」 続編の土方を初めてみたのはこれだったんだよなぁ。あ、眉間にしわがない(笑)。そしてきらきらコンビの復活(昔私この呼び名で呼んでたんです)。あぁ、あの浅葱色の羽織、半分はここ近藤さんの墓に、もう半分が自分にということなのか。 負けが込んでいると言うのに何故この会津の殿様に疲れが見えないのかという疑問はないというと嘘になりますが、これが筒井さん演じる容保公の魅力ですから。 「託した。」「承知。」 余計なことは口にしないこの二人らしい別れ。 短いですがここでエントリーを変えます。 #
by kage_cha
| 2006-01-09 02:20
| 新選組!
さすがに長くなり過ぎるので、分けました。
☆ 場面変わって新選組本陣。鉄之助の登場。噂の(笑)可愛さは言うまでもないけれど、それよりも何よりも、土方が無理に酒を飲もうとした鉄に対していった言葉に無駄に驚く。 「酒に頼るのは、弱い男だ。」 三谷さんってば、土方(というより山本耕史)にこの台詞を言わせるんですね・・・(笑)。そう言えば史実の土方さんは下戸だったそうで小説などではこの辺でそれを白状するけれど、山本土方ってどのシーンでも(実際は水だけど)かっぱかっぱ飲んでたからなぁ。下戸の飲み方では決してなかった(下戸が言うのだから間違いない)。だから今更俺は下戸なんだとは言えないよな。なんてことも思ったり。 ☆ その宴から土方は鉄之助を連れ出し、2人で箱館山に。 ここで続編のキーワードである「生き物の中で一番強いのは何か。」という問いが鉄之助からなされる。「鵺だ。」と答える土方だが、、。初見のときは何故いきなりと思ったが、直後の回想シーンを含めて後々の場面に効いてくるにつれ、上手いなぁと。そして連れ出した目的である鉄に例の依頼(写真は彦五郎さんに、コルクはみつに)をする土方。 なお、「土方は死ぬつもりである」ということもここで明確に示さる。ここから、土方のぎりぎりの精神状態が明らかにされていくのだが、、、これはまた後ほど。 完全に余談。去年の撮影時に一度だけスタパに行った私だけれど、実は撮影していたのはこのシーン。即退散したのは言うまでもない。 ☆[1/8 19:55] お待ちかねの回想シーン。続編は大半が夜のシーンなだけに、このシーンと後に出てくる斉藤のシーンの明るさが眩しいくらいだった。そしてそれは土方にとって試衛館時代は光だったのだとも言うことができて。とは言え、相変わらずの面々(総司の眉毛以外)に気持ちが高ぶったのは言うまでもなく、今なら山南さんとのぴりぴりした空気も愛おしい(笑)。そしてこの回想シーンでは直前の鉄の問いに繋がる「一番生き物で強いのは」と総司が問い、各人の個性溢れた懐かしいやりとりがなされた後、山南さんの「やはり一番恐ろしいのは人ではないでしょうか。人は人を欺く。獣は嘘をつきませんから。」という言葉で締められる。べただが深い。そして移り気な総司に対する歳のツッコみがまた懐かしい。近藤さんが出てこない理由も違和感なく説明付けられる。あ、これだけは言っておきたい。 源さん、、素手で熊と戦って、しかも勝ったんですか!!!(笑) 回想が途絶えると同時にランプの明かりも消える。土方の、山本君も印象に残ったとして挙げていた、「誰も居なくなっちまった」という台詞が痛い。 このランプ、後で印象的な再登場をするのだが、、、。土方さん、真っ暗な中、どうやってお帰りになったんですか。というツッコミはなしなのだろうか。 ☆[1/8 21:30] あっさり島田、尾関につかまる鉄之助。 「多摩まで走りぬけ!!」 皆の思いだな。これは。 #
by kage_cha
| 2006-01-08 18:15
| 新選組!
少し落ち着いてきたので色々。どちらかというとドラマとして思うことを。かな?
実は私、冒頭の数分間がすごく好きだったりする。 今か今かと待ち構えていたファン気持ちを現代の映像を流すことでまず一旦落ち着かせ、そして最初の地味~な“正月時代劇”というタイトル。旗を期待していたファンがの頭の中が“?”で埋められて呆然とするるうちに島田達懐かしき面々が登場(相馬、違和感なさすぎ)。さらに良いのがここから。「待たせたな。」(キャーッ)から『新選組!!』のタイトルまでの流れ。一気に観てるこちらを組!(←!は1個ね)の世界に引きずり込んでしまう。かと思ったら次の瞬間、がらっと音楽が変わって(組!!のテーマ音楽)五稜郭のモチーフをバッグに『土方歳三 最期の一日』とくる。これで「あぁこれは組!!なんだ」とこれまたあっさり組!!(!は2個)の世界へ。榎本、大鳥もありえないほど自然に登場。キャラ付けまであっさり済ます(卵のインパクトでかすぎ^^;)。 本当にこれだけでもうぐらぐら。ハート鷲掴み。やってくれるじゃん。 ☆[1/7 04:00] そして上で“ありえないほと自然に登場”と表現した組!!初登場かつメインのお二人。正直な話、愛之助さん演じる榎本に私は一目惚れしたという過去がある(笑)。ただそれ以降は動いている姿はなるべく見ないようにしてきたためにかなりお久しぶりの榎本さん。やはり動いてしゃべると魅力が増すねぇ。声といい姿といい最高。そして戦の真っ只中に身なりにこだわるのはどうかと苦言を呈する大鳥に対し、「私は徳川軍を率いる男だよ、兵士の前でみっともない姿を晒せると思うかね。ヨーロッパの軍人が~」などとひょうひょうと言ってのける一方、心中では降伏を決断しているという。このギャップがもうたまりませんの一言。この榎本さんって全体を通じてそうだけど、とにかくでかい。そりゃあ総裁であることを見てる側に納得させる必要が、、なんてことを言う必要がない程。はぁ(惚)。 いやはや。恐れ入りました。 ☆[1/7 20:50] さて、冒頭で敵から食料をかっぱらって(笑)本陣に戻ってくる土方ら。冒頭の「待たせたな」では変わらない土方を見せてくれたけど、ここでは演説に昔の仲間話にと1年間で成長した姿が示される。島田、尾関の説明は特に要らないかと一瞬思ったけどやはり1年間のギャップは大きいから必要か。かくいう私はこの土方の姿を見て、「台詞が長~い」やら「他人様との会話がちゃんと成立してる~(涙)」というかなり間違った感想を持ってしまったのだけど^^;。長くてまともな台詞はおそらく私の記憶では28話の池田屋以来だと思うし(30話はキレてたからノーカウント。ちなみに記憶違いだったらごめんなさい。)、身内以外とはほとんど会話が成立してなかったもんな~と。そして“進物”やら“馳走”やら難しい単語に当時では当たり前だとわかっていてもつい反応してしまう私。本当に土方を何だと思っているのやら。 またここではもう一つ“本当の新選組”がすでに4人(史実は知らんが)になっているという事実も示される。組!としてはわずか2人(島田と尾関)なんだけども。島田の駄々こねはその後の運命を思うとぐっとくるものが。でも島田って本編では後半に近藤の供として出てくることが多かったけれど、いつの間に副長命になっていたのか・・・。確か最終回直前スペシャルのスマステで島田が副長の戒名を胸に忍ばせていたとかいうクイズがあって三谷さんが驚いたような顔をしていた気もする、、。その辺から来てたりしてね。このコンビは役者さん同士の会話もそうだけど間が好み。もっと見たかった。残念。 しかし尾関は大人だな。 ※書きながら今頃BS2で最後の放送が流れているかと思うと感慨深い。 ※本当に終わっちゃうんだな。 ☆[1/7 22:30] 皆さん、女ですよ!!続編唯一の女!!(せめて女優さんと言いなさい) グラスにワイン。和装洋装入り乱れての宴は時代を感じさせる。史実エピソードも会話でさりげなく説明し、新選組の京都での行いを非難する大鳥に対し永井様がフォロー(注!このときの永井様の後ろの方、今にも眠りの国に行ってしまいそうに見えるのは私だけ?(笑))、上手いな。そしてここで榎本の真意、降伏が宣言される。 「我らは明日、降伏する。」 この言葉が本当の意味で続編開始の合図のような気がするな。 ここからは徐々にちゃかせなくなってくる。 #
by kage_cha
| 2006-01-05 23:51
| 新選組!
終わってしまいましたね。終わっちゃった。本当に。
しかしやっぱり90分は短いなぁ。盛り上がったところでぶつっと終わってしまった感じがする。撃たれた瞬間「えっ」っと固まってしまったもの、私は。だってこれからが本番だとその瞬間まで思っていたから。もう一度「待たせたな」が聞けるんだとつい信じてしまいそうになっていたから。 ふぅ。さて、後は一気に今の気持ちを。 最後が敵将を目の前にして仲間(身内)をとった甘ちゃんだ?良いじゃないか。それが山本土方だよ。新選組!の土方だよ。死に場所を求めて戦うなんて土方らしくない?あれだけかっちゃんラブだった山本土方だよ?近藤が死んだ後、持ち場持ち場で淡々と役割をこなすって方がよっぽど訳が分からんよ。第一隊士の前ではそんなそぶり見せてないじゃないか。見せたのは今回だけの話で言うなら永井様と榎本の前だけだよ。十分だ。 今回はねぇ、何か不思議なことに他の人の感想をあまり見に行く気がしない。組!のときは毎回毎回他の人の感想を見に行くのがとても楽しかったのに。自分はこう思うがあなたは?みたいな気持ちが強くて。他の人(史実に詳しい人エンタメに詳しい人等々)がどう思うのかを知ることでまた新たな視点を得られてそれが楽しいというか。でも何だか今回は自分の見たまま、自分の感じたままをこのドラマから得られたらそれで良いのかなあという気がしていて。 もしかすると変に批判的な人たちの「私の思い描いてる土方さんと違~う」という意見を聞きたくないっていうへたれなだけなのかもしれないけど。いや、違うか。何となくそれを読んだ結果、「あぁこういう見方もあるんだぁ」と思う前に「あぁそうかい、それがどうした」と勝手に喧嘩を買いそうな気がするからというか。実際は買わないけど(笑)。 まぁね、私自身も上で書いたようにちょっと甘ちゃんすぎるなぁとか(よくそんなんでここまで生き残ってきたなぁとか)、ガキっぽいよなぁ、とか室内劇も悪くないけどもう少し泥臭いのも見たいよなぁとか、やっぱりロケじゃなくセットというのは何だかなぁとか(それでも結構ロケがあった。頑張った。)、色々思ったところはあるけれど、これが組!なんだよね。いきなり完璧な土方になられても見てるこっちは困ってしまうし、ロケばっかりでやられてもそれはそれで面食らっただろうにきまってるし(って私も十分すぎる位言ってるな)。 最後の最期まで全てが組!らしくってブラボーだ(涙)。 終わりに。 最後のシーン。鉄之助が草原を走るシーンは良かった。本当に良かった。 何だか見てるこちらが救われた。 皆さん、本当にお疲れ様でした。そしてありがとう。 ------ もっと細かい部分に関する感想も実は書きたい。ミーハー的な感想も。 でもそれは色々と落ち着いた週末にでも。 ------ (追記1) うわぁ、やっぱり色々書きたい書きたい書きたい(以下エンドレス)。 明日は頑張って早く帰ってこよう(笑)。そもそも仕事になるのだろうか。。。。(反語) ------ (追記2@1/4 1:30) うぇーん、寝られないよ~。何度見ても面白い。面白すぎるよこのドラマ。観れば観るほど面白くてたまらん。しかし↑の私はかなりけんか腰だなぁ。私らしいといえば私らしいが。 ------ (追記3@1/4 22:42) 結局手を入れず再アップします。正直な話を言うと、BS Hiを観ていた方のネガティブな感想をつい目に入れちゃって、え、ダメなの?とびびってしまっていたのがあったのです。でも観てみたら全然そんなことない、非常に組!らしい、山本土方らしい話だったので、ついこんな記事を、、、(笑)。何だかねぇ。でもこのテンションの記事をもう一回書けと言われても無理なので上げることに。お見苦しいかと思いますがここらしいと思ってご容赦くださいませ。 #
by kage_cha
| 2006-01-03 23:15
| 新選組!
|
カテゴリ
以前の記事
2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 2004年 08月 2004年 07月 検索
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||