えぇと、見てきました。オペレッタ狸御殿。行くまでに思っていたことは、この映画は一人で見るものではないということ。基本的に私は映画を一人で見るほうなのですが、さすがにこれは嫌な予感がして。何か、何かがやばいと。
という訳で、エンタメ系に関しては類友の友人と見に行きました。川崎のチネチッタへ。金曜日の昼間だったのですが、結構人が入っていましたね。年齢層としては平日だったことも理由なのかはわかりませんがちょっとお高め。美空ひばり効果でしょうかね(でもあれはどうかと)。 そして、結論からいうと嫌な予感は見事的中。私ってそういう勘は結構働く方です(笑)。 ※以下ネタバレを若干含みますのでご注意を。 一言感想をまず言って良いですか。良いですね。 いやぁ、さっぱりわからなかったよ(超笑顔)。 何だか舞台ってこんな感じなのかなと思いながら見てました(セット何かは特に)。そして、話の展開や映像に対しては「え、ここ笑っていいの?ダメなの?どうなの?」と只管自問自答を繰り返すという。何度か「ぶふっ」といううめき声のような笑いをもらし、肩を震わし、画面から目をそらし、、ととにかく大変で。家で見てたら大口開けて最初から最後まで笑ってたと思います。映画館で見たらだめかもねこれ(それってどうなの)。ただし、この感想は舞台を見た経験がまったくない人間だからこそのもので(これまでの人生で多分3回)、舞台に慣れてる人なら面白いかもしれないわけで、何とも言えません。 しかし、しかし、やっぱりわかんねー!!! と叫びたい映画であることは確かで。もうわからないのが快感なくらいわかんなくって。世の中色んな人が居るんだなとか、芸術って奥が深いんだなとか、これは心を無にして楽しむべきものなのかなとか、もしかして苦行?とか、思考があっちゃこっちゃに発散しまくりでもう。終わったあともなかなか消化できずに困りました。だってスタバで内容を見に行った友達とおさらいしてこういうことだよねと互いに確認しつつ、「で、一体最後に2人は生き返ったのかそれとも死んだのか」という疑問でくくられる時点で何かが終わってます。もうだめだ(笑)。 とりあえず、役者さんてすごいなと。この映画の意味を理解し演じられてるんだもの。この映画が表現したいことをさっぱり理解できない私には評価しようがないけれど。うん。オダジョは潔いなと。チャン・ツィーはかっこいいなと。薬師丸さんには惚れちゃったと。まぁ色々感じ入るものがありましたということで終わりにしたいかなと。 最後に。一番笑ったのは何といっても「極楽蛙の鳴き声(ネタバレが過ぎるので反転)」でしょう。ここはさすがに笑いが堪えられませんでした。笑いどころだよね。ここ。 本当に私にとってインパクトのでかすぎる映画でした。でも良い経験にはなった。ありがとう。
by kage_cha
| 2005-06-03 20:15
| 私の好きなものとひと
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